旅するおしゃべりくまさん

誰かのお役に立てれば幸いです。

伊丹はパソコン、液体物の取り出しが必要だった。

伊丹のスマートレーン


お飲み物、パソコン、タブレットなどはカバンから取り出してトレーにのせてください

羽田空港では聞く機会が減ったこのようなフレーズ。

しかし、それが当たり前と思ってはいけない。このことを他の国内空港では特に感じる。

伊丹での例

羽田を使った後に伊丹の保安検査を受けた。当時、保安検査場は少々混んでいた。搭乗券を機械にかざし、検査レーンに並ぶ。
伊丹でもいわゆる『スマートレーン』が導入されているため、よくあるような緑色のトレーとは違い大きなかごに近いトレーに荷物をすべて入れる。また、今までは検査員の方が使用後に集まったトレーを検査前の場所に追加していたが、スマートレーンでは基本的に自動で検査前のレーンに追加されるようになっている(言葉で表すのが難しいのと長くなってしまうので、下に図で表した)。


しかし、当時かごの循環が間に合っておらず、金属探知機通過後はすごく空いているのに、検査が進まないという状況だった。かごはこのスマートレーンでは自動で循環されると先述したが、今回は検査員に手渡しされた。
また、異なる部分はあるが概ね羽田でみるようなレーンと同じような見た目なのでカバンの中のものを取り出す必要がないと思い込んでいた。ただ、検査場のどこかに、液体物やタブレットなどはカバンから取り出すようにといった旨の案内があり、そうだった...となった。

羽田のスマートレーン


羽田空港に導入されているスマートレーンは大変便利で、基本的に荷物から液体物やタブレットなどを取り出す必要はなく、1つのトレーに荷物や身の回り品をすべて入れ、準備が出来次第、レーンに流してしまえばそれで終わり。ただし、金属探知機を通過後検査待ちで詰まっていることはよく見かける。

便利な反面少し手間のかかる部分もある。その点に関しては航空会社や空港が利用客への案内、利用客に周知してもらう必要があると考えられる。そうすることでよりスムーズに検査を終えることが期待できるのではないか。

気を付けたい


先述した通り、便利だけれども少々手間がかかることもあるスマートレーン。

スマートレーン特有の気をつけたいこととしては、検査台の検査へ出す荷物を準備するところで詰まらないようにすることが1つ挙げられるかと考える。

従来の検査場だと、完全に検査場前の列から並んだ順番通りに検査を受けていたが、スマートレーンでは準備が出来次第荷物を検査に出すことができる。

その準備スペースに空きがあるのに、前の人を待ってしまう方などをたまに見かけるので、まずはそのことを利用者に広めることからかと思った。スマートレーンのこのシステムはとても便利なのでぜひ有効活用したいと思う。

最後に、この記事を通して当たり前かもしれないが『保安検査場は急ぐ場所ではない』と感じた。
航空機を安全に飛ばすために必要なことの1つでもあり、人を守るための検査でもある。保安検査締切時刻ギリギリに通過するものではない。検査を受けるまでに時間がかかってしまうのは仕方がない。入念に検査をするには時間がかかるのもよく考えてみれば普通のことかもしれない。時間がかかるからといってそこでイライラする理由もない。

そして、保安検査員の方々には感謝をするとと共によりしっかりと検査をしていただき空の安全を守ってほしいと思う。

スマートレーンに関して気になった方はご自身でお調べください。ANAJAL各社が情報を発表しております。

今後、スマートレーンが当たり前になっていくのか、もっと保安検査が強化されるのか、どうなるかはわかりません。また、ここで紹介したものはあくまで一例のものも含まれていますので実際とは異なる場合があります。ご了承ください。

 

以上